『主夫』だって『恋』してますけど何か?


マリンとカイトを2階に運んで
優さんもベッドに運ぼうと
細い腰に手を回す。



あっ・・・・
カイト目を覚まさなかったな。


今チャンスじゃん!!



俺はソファーで眠る優さんの
髪を撫でて寝顔を見つめる。



優さんもお昼のママさん達みたいに
欲求不満だったりしないのかな。



でも優さんから誘われるなんて
かなり酔ってる時しかないからな〜



「・・・・・いかん、寝てるうちに
早くキスしとこ。」


顔を寄せて、優さんの唇に近づく。



「・・・・・・んっ・・・クシュンッ!!」


突然目の前の優さんが
小さなくしゃみをした。



「・・・・・・和樹・・・?」

目を開いた優さん。


またタイミングが・・・

でもそれより


「優さん風邪引いたんじゃ。」



バスローブのまま冷房
効いた部屋で寝てたし。



「・・・・ん、大丈夫・・・・」

まだ眠いのか優さんは
また瞼を綴じようとする。


「ベッドで寝ましょう?」


「・・・・うん。」


優さんをお姫様
抱っこしようとする。





・・・ちゅっ


「・・・・・・・・・・・優さん?////」



抱えようと近付いたら
優さんにほっぺにキスされた。



「・・・・・・・・・・//////」

優さんを見ると顔が真っ赤だ。





これは・・・・誘ってくれてるとしか・・・



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