『主夫』だって『恋』してますけど何か?


「・・・・・和樹・・・・」


「・・・・ん?」


「・・・・・もっとして?」


真っ赤な顔で俺を下から
上目遣いで見上げる優さん。



「・・・・・マリンが起きたら
襖開けるかもしれませんよ?」


そんな事いいながらも
浴衣を開けさせる。



この状況で俺に
我慢なんて出来る訳がない!



優さんから上目遣いで
おねだりだよ?




あぁこうやって・・・・


俺のエロ親父と母さんは
5人も子供をつくったのかもな。



なんて閉じている襖を
気にしながら考えました。





---------------


やばいやばいやばい!


旅行最高♪



チャプッ・・・

「・・・・あっち向いてて。」


「はい♪」


優さんとイチャイチャした後の
部屋に備え付けの露天風呂。



俺、生きてて良かった(涙)



この旅行、初めてばっかり
経験してるな。



一応夫婦のはずだけど、
彼氏彼女の関係になった事が
ない俺と優さん。



4年・・・
いいや、もうすぐ5年たつ今
ようやく少しだけ近付いた。



「月綺麗ですね。」


「・・・・うん。」


月を見上げる優さんの横顔は
とても綺麗で見とれてしまう。



「・・・・あっち向いててって
言ったじゃない///」


見とれてたら優さんが
気付いて俺に背中を向けた。


「やっぱり無理です!」

照れてる優さんを
後ろから抱きしめる。



幸せ♪



・・・・この後どうなったかは
ご想像にお任せしますね。



俺はまだまだ若いですから。



マリンとカイト
起きなくて良かった☆


明日何でも言うこと
聞いてやろっと♪



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