『主夫』だって『恋』してますけど何か?


「だから!高松さん・・・・
私を慰めて欲しいんです/////」


ドサッ!!
「え?・・・・・おわっ!?」

優さんのキスマークの事を
考えていたら突然
中川さんに押し倒された。



マジかよ・・・・・


慰めてっていわれてもな・・・・



俺に覆いかぶさり、
上から見つめてくる中川さん。


ちなみにカイトを抱っこしたままだ。



「僕にはこの通り、子供もいますし
妻もいますから・・・・・」


たとえ事実婚であってもね。


俺は抱いているカイトの顔を
中川さんの方へ向けた。



「ふぇ・・・・・」

急に体制を変えられて、
ビックリしたのか泣きそうなカイト。


「そんなの解ってます!
でも・・・・・・・
好きになっちゃったんです!」

中川さんはそう言いながら
カイトを俺の手から奪う。



「あっちょっと・・・・・」


さすがに育児は馴れてるのか、
泣きそうになったカイトを
簡単にあやしてまた眠らせる。



俺はその間にソファーから
起き上がった。



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