『主夫』だって『恋』してますけど何か?


----優さんとの始まりは
俺の一目惚れだった。


出会いは俺がもうすぐ
20歳になったばかりの時で・・・・


優さんはその時27歳。


てことは、今現在の優さんの年齢
だいたい解っちゃうよね?



ある日優さんはお客として
俺が働いていたバーにやってきた。


その当時はまだ今の会社は
起業していなくて
結構大きな会社で
働いていたみたいだ。



半年くらいお客と
バーテンダーとしての関係。


でもある金曜日・・・・

いつもより遅くに
優さんはやってきた。

その時にはすでに結構酔っていて・・・

普段から落ち着いているし
悪酔いする人ではなかったので
バーのマスターと驚いた。



「優さん、今日はもう
これ以上飲まないほうが・・・・」


「うるさい、和樹ぃ〜!
飲みたいの!もう一杯お酒・・・・」

止めても聞かない優さんに
アルコールは少なめに
カクテルを作った。



それから閉店の朝の3時までいた優さん。


歩けそうにもないから俺が家まで送る事になった。


・・・・というより願い出た。


マスターから手は出すなって
念を押されたけど・・・・


こんなチャンスないでしょう!




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