初恋はバイト先の強引な彼
【奏side】






ちょっと イジメるつもりできいてみただけだったのに・・・






あんな赤い顔でそんなこというもんだから なにもいえなくなってしまった。






急ぎ足で外にでるとさっきでていったはずの凌がたっていた。






「うわっ!!なにしてんだよ、お前!!盗み聞きすんなよ」





「ふふふふふ・・」



ニヤニヤしながらこっちにくる。




「かっこよこかったからみとれてただってー。あついねー。ほんとにつきあってないわけー?」




俺の肩に手をまわし冷やかしてくる。





「ねーよ。」




「ふーん。でも ぶっちゃけ 奏は紗耶乃ちゃんのことすきだろ?」





「・・・・・・・・さあ。」




「なんだよ!!素直にいえよ!!」




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