初恋はバイト先の強引な彼
それからしばらく沈黙が続いたけど 料理がきてからは 話がはずみだした。
料理も食べ終わって 一息ついたころ。
「本当においしかったです。ありがどうございます、先輩」
「おう!」
そういって 満腹感にひたっていたそのとき。
「遅れてすみませんっ!バスが遅れてて……」
いきおいよくあいたそのドアから
すごくきれいな髪の長い人が 息をきらして飛び込んできた。
その人は私たちをみるなり 動きを止めた。