恋の薫り…

風奈side

ー月曜日 午後ー

「風奈!!
菊間くんに手紙渡してきたー!!」

「まぢで!?
早くないっ!?」

いつの間にか渡していたらしい。

うー、今さら心配になってきた…
菊間くん……メールくれるかな…

「大丈夫。
きっとメールくれるって。」

亜矢那…


てゆか、口にでてた!?

「あんまり心配そうな顔しないー。」

香月まで…口にでてたんじゃなくて
顔にでてたのか…


でもやっぱり心配だし、怖い。
メール…こなかったらどうしよう…


…それに…連夜くんのことも。

初めてできた彼氏。
でも、ちゃんとケリつけなきゃね。

香月とか亜矢那に心配ばっか
かけられない。


ー期待半分、不安半分。ー

ぎゅっと携帯を握りしめた。
< 17 / 37 >

この作品をシェア

pagetop