Someday Someplace
『うわぁ〜。やっぱりキレイだねぇ。修ちゃん!』

『そうだね。でも何でそんなにコスモスが好きなの?』

『えへへ。えっとねぇ、私も修ちゃんも秋生まれだから!』

『??…それだけ?』

『あと、もう一つあるよ。』

『えっ。何?』

『一番最初に、修ちゃんが私のお見舞いに来た時コスモス持って来たの。すごく嬉しくてそれから、大好きになったの。どんなに辛くても、頑張らなきゃ!って思えるから…って覚えてる?』

『う、うん。覚えてるよ』

『そっかぁ。よかったぁ』


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