恋桜満開CHU!


零央はクスッと意地悪に笑った


「いつかきっと思い出して」


テーブルの上に置いてあった私の手をそっと優しく握った


「あの日交わした言葉を…」


少し茶色掛かった髪から見えるその瞳には歓喜と悲哀が伺える


「そ、それでね…まだあるの…」


次は最近みる不思議な夢について話すことにした



< 252 / 427 >

この作品をシェア

pagetop