恋桜満開CHU!


「蓮くん、朝早いね」


「俺、朝練あるんで」


子供のように無邪気に笑った

人懐っこい可愛い笑顔で


「椎名先輩、耳貸してください」


私は蓮くんに近付き、耳を傾ける


ふと目があった零央の顔は不機嫌そう


「安藤先輩がダメになったらいつでも俺のとこ来てくださいね」


と、耳打ちして「それではまた」と言って走り去って行った


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