恋桜満開CHU!


「大丈夫?」


零央は、私の顔に掛かった髪をそっと払ってくれた


「またあの夢をみてた」


「桜並木道の夢?」


「うん、そう」


私は起き上がり、零央の隣に座った


「椎名は予知能力があるのかもな」


そう言って頭を二回撫でる


まるで子供をあやすように


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