恋桜満開CHU!


「すごく寂しい。ずっと傍にいてくれた零央がいなくなるなんて」


ついには涙まで止まらなくなってきた


「でもね、私のために零央の将来を壊したくないの」


伝えるのは下手だけど、私のこと素直な想いをどうか受け取って


「だから私待ってる。ずっと待っ…」


その先の言葉は今朝のように零央の唇によって塞がれた


「良かった…」


零央はキスの後、ぽつりと呟いた


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