恋桜満開CHU!


「さっさと出ていけーーー!!!」


零央を放り出し、私は着替えた


数分後…

リビングに下りると零央が元気なさげにリビングの椅子に座っていた


そんな姿さえ完璧なんだから悔しい


「椎名、腹減った。朝飯」


はいはい、と私は素早く朝食を作った


「早く~。腹減って死ぬかも」


ご飯を待つ子供のようでなんだかとても可愛かった


「そんなにお腹すいたなら、自分で勝手に作れば良かったのに…」



< 41 / 427 >

この作品をシェア

pagetop