恋桜満開CHU!


「だって俺、料理一番苦手」


そこで私は、唯一の零央の苦手を発見してしまった


零央の意外な一面を知れて、少し嬉しいと思っている自分がいた


「じゃあ、私の帰りが遅い時は…」


「いいよ、帰ってくるまで待ってる」


じっと見つめられ、私の胸はきゅんと高鳴った


こんな調子なら、私は心臓発作で倒れてしまいそうだ


どうして、そんなことをサラッと言えちゃうんだろう…


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