気持ちの先にあるもの
現在 〜混乱〜
昨日は春樹に切れ過ぎたかなぁ。。

とりあえずいつもより早く学校に向かう。
行く前に春樹の家を覗いたらチャリがもう無かった、たぶんもう学校に行っているはずだ。

自然とチャリをこぐスピードが上がる。

まだ朝なのに日差しが熱くて汗が止まらない、
やっと校門が見えてきた。

んっ・・・・?
なんやあの車!
校門の横にべったりとつけて止まっている。
邪魔やなぁ。。

校門の手前まで来たとき、いきなり馬鹿でかいクラクションの音が辺りに鳴り響いた。

パァァァアンッ!!!

通学中の他の学生もみんな何事かと振り返る、
俺もこぐのを止めて車を見る。


「うるさいのぉ!!」


つぶやいていると車の窓がゆっくり開きはじめて、
サングラスをかけた男の顔が出て来た。

「おぉやっと来たかぁ!待っててんでぇ」

誰や・・?
全く分からなく首をかしげる。


「何や!分からんのかい?これとったるわ!」

男がニヤニヤしながらサングラスをとった。



・・・・・えっ!!!!
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