気持ちの先にあるもの
なんかおかしい・・・?

何で2人が一緒にどこかに行ったんだろう。

気になってまだ校庭にいた2人の所に行った先生の所に向かった。

「先生!!今の2人なんでどっか行ったんですか?」

走り疲れて話しづらい、
先生もいきなり私が来たものだからビックリしていた。

「おぉ、なんか兄弟げんかやってたらしいわ!で、用事があるからって帰ったんや!」


・・・・兄弟?

おかしい・・・
達也君は確か一人っ子やったはずやん・・・

何でそんな嘘ついてまで
どっか行ったんだろう?

やっぱりおかしい・・・


「ありがとうございました!」

私は先生にお礼を言うと、再び校舎の方に走り出した。

とにかく理恵に教えなきゃ!!

理恵なら何か知ってるかも

階段を駆け足で登っているとき、携帯の着信が鳴った。

メールだ・・・・

ものすごく嫌な予感がした

達也君からだ!

その予感は的中してしまった。。
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