気持ちの先にあるもの
疲れたぁ・・・・

自分の部屋のベットに倒れ込みながら時計を見る、
もう日付けが変わっている。。

あの後、彼女たちをこの前の東の駅前まで送った。
相変わらず達也達はいちゃついていて、
雪江はそうとう疲れたのか眠たそうにしていた。

彼女たちと別れた後、達也は僕と2人になってからようやく本音を言い出した。

「春樹ぃ・・・ほんまによかったぁ!!ほんま無理やと思っててん・・・ありがとぉ」

こいつがかなり緊張してたのが見てわかった、
だいぶ老けたように見えたからだ。

「ほんまに良かったな!」

心からそう思えた。。
やっぱ裏表無しで達也を親友や思うから本間に素直に喜べた。


家に帰って1人で落ち着いてみると体の節々が痛くてたまらない。。

緊張が解けると一気に痛みが押し寄せてくるのが分かる・・・・

でもなんだろう・・・?

この痛みが全然苦痛じゃない・・・・

この痛みの1つ1つが大切な思い出のようで・・・

これからも雪江と過ごす日々が忘れられない思い出になっていくんだろうなぁ!


あぁ・・・・
ほんま雪江見つかってよかった・・・・
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