気持ちの先にあるもの
過去 〜デッサン#〜
恋愛というものが

どんなものか

最近ようやく分かってきた

僕だけかもしれないが

いろいろな思い出が

それはほんのささいな

他人からしたら

たいしたことの無い

愛しい人との出来事が

色になって描かれて

いるようなんだ

例えるなら

大きな1枚の真っ白な紙

たぶん以前の僕なら

その紙には

色を加える事は

できなかったと思う

雪江というモチーフがいて

思い出が色を作りだし

僕の気持ちが

筆になる

赤や青や黄色や緑や

君といると

どんな色ができるか

楽しみでしかたない

少しずつ

少しずつだけど

描き続けられたらいいな


これから先も


ずっと ずっと ずっと
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