桜の季節
警戒
彼だけは、私を桜井と呼ぶ
まぁいい。ただ、にらまれてる?
刺すような目線を度々感じた。
特に皆で仕事中なのに笑いながら話しているとき。
…嫌われてる?
そう思った。
ショックだった。

彼は目が悪い。
ただそんな事知らない。
私は私自身をかばった。
 何も悪い事してないのに、何でにらまれなきゃいけないの?
周りに聞こえるような声で言った。
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