さくらんぼ
「顔、赤い…かわいい。」
「ちょ、ちょっと何よ、や…やめて!」

「やだ。」

そう言って先生は私の唇を奪った。

「…ん?…先…生…やめて。」

唇が離れると私は苦しくてはぁはぁ言った。

「しょうがないな…。今日はこのぐらいにしといてあげる。」

「せ、…先生なんてだいっきらい!」

私は恥ずかしくて視聴覚室を飛び出した。

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