年下王子くんはLOVEハンター!?Ⅱ
「胃痛いなら、これ胃薬」
そう言って机に突っ伏すあたし
に差し伸べられた胃薬
顔を確認すると
やっぱりね‥
「ありがと、慧くん」
いや、あたしは原因は貴方だ
なんて言えません!
それにしびれをきらせたのか
千里が立ち上がった
「あんた、凛に付きまとうの
やめて」
「えっと…」
困った顔でも笑顔は崩さない
のは流石です
「大体あんたねー
転校生のくせに馴れ馴れしい
のよ!」