それでも僕は、お前が嫌いだ

 通常、術者と言うモノは、目で捉えたとしても意味をなさない。

 言葉一つで別次元(想像)を呼び出してしまう力有る者に、ただの人間は勝てるはずもなかった。

 それでもシャクナは地を蹴り、木々を水平に術者のもとへと駆け上がる!!

 『…あっ』

 
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