君と杯を交わそう ~契約婚から築く愛~
No.02~告白?いいえ、プロポーズです~
翌日。ドアを開けると調理をしている久仁彦さんと真司さんがいた。
「おはようございます」
「あ、おはよ。杏莉ちゃん」
「はよ。久仁彦、ありがとな」
「もう行くのか?」
「ああ。今日、担当だから」
「お仕事ですか?」
「ええ。今夜、暇でしたらここに来てもらえませんか?」
「あ……はい」
じっと見つめられてつい、頷いてしまう。
「ありがとう。じゃ」
真司さんが出て行ったのと同時にスミちゃんが起きてきた。
「おはよう。スミちゃん」
「杏ちゃん……おはよう」
「おはよ、眞澄ちゃん。お水いる?」
「あ、ありがとうございます」
「大丈夫なの?」
「はい。飲んだモノが見えないと飲み過ぎたりしちゃうんですけど、見えてると規制が出来たりするんで……」
「にしても、飲んでたし、寝言なんかも言ってたよ」
「え、嘘。私、変なこと言ってないよね?」
「大丈夫だよ。お腹いっぱいだったみたいだけどね」
「杏莉ー」
「ふふ。仲良いね、二人とも」
「高校の時からの友人なんです。皆さんはどういう関係なんですか?」
「俺達?」
そういうと少し恥ずかしそうに話してくれた。
「おはようございます」
「あ、おはよ。杏莉ちゃん」
「はよ。久仁彦、ありがとな」
「もう行くのか?」
「ああ。今日、担当だから」
「お仕事ですか?」
「ええ。今夜、暇でしたらここに来てもらえませんか?」
「あ……はい」
じっと見つめられてつい、頷いてしまう。
「ありがとう。じゃ」
真司さんが出て行ったのと同時にスミちゃんが起きてきた。
「おはよう。スミちゃん」
「杏ちゃん……おはよう」
「おはよ、眞澄ちゃん。お水いる?」
「あ、ありがとうございます」
「大丈夫なの?」
「はい。飲んだモノが見えないと飲み過ぎたりしちゃうんですけど、見えてると規制が出来たりするんで……」
「にしても、飲んでたし、寝言なんかも言ってたよ」
「え、嘘。私、変なこと言ってないよね?」
「大丈夫だよ。お腹いっぱいだったみたいだけどね」
「杏莉ー」
「ふふ。仲良いね、二人とも」
「高校の時からの友人なんです。皆さんはどういう関係なんですか?」
「俺達?」
そういうと少し恥ずかしそうに話してくれた。