君と杯を交わそう ~契約婚から築く愛~
テラスに出て、真司さんと会話。
おばあちゃんは、真司さんを相当気に入ったみたいで
「宜しくお願いしますね。杏莉は良い子だから」
と、ずっと言っていた。
その帰り道。
杏莉は真司の車で送ってもらっていた。
「良い人だね」
「え?」
「お祖母さん。凄く嬉しそうだった」
「はい。私が行くといつもああなんです。嬉しいんでしょうけど」
「杏莉ちゃん」
「はい?」
「俺のことを好きにさせてみて。ずっと一緒に居たいと思わせてみて。明日からの偽りの時間で」
真司は前を向きながら、そう言った。
「はい」
そして、杏莉は他の3人のことを思い浮かべた。
~杏莉&真司side~
おばあちゃんは、真司さんを相当気に入ったみたいで
「宜しくお願いしますね。杏莉は良い子だから」
と、ずっと言っていた。
その帰り道。
杏莉は真司の車で送ってもらっていた。
「良い人だね」
「え?」
「お祖母さん。凄く嬉しそうだった」
「はい。私が行くといつもああなんです。嬉しいんでしょうけど」
「杏莉ちゃん」
「はい?」
「俺のことを好きにさせてみて。ずっと一緒に居たいと思わせてみて。明日からの偽りの時間で」
真司は前を向きながら、そう言った。
「はい」
そして、杏莉は他の3人のことを思い浮かべた。
~杏莉&真司side~