君と杯を交わそう ~契約婚から築く愛~
そして、当日。受付を済ませ、指定されたお店へ。
たまたま二組とも同じお店だったから、次からは杏莉と眞澄、珠洲と紫苑で廻ることにして最後のお店に合流するということにした。
「皆様、お手元にグラスとお皿はありますでしょうか。それでは〇〇婚スタートさせて頂きます。今日の出逢いが素敵なものになりますことをお祈り致します。では、スタートです!」
お店の店主であろう人がマイクを片手に挨拶を始めた。それと共に周りがそわそわし始める。
「俺、こういうモノです」
最初もらった自己紹介書。
名前と年齢、職業、趣味なんかが書いてある。
杏莉に話しかけてきたのは、20代半ばの会社員の男性。眞澄にも同じくらいの人が話しかけてきた。
隣にいる紫苑先輩と珠洲ちゃんの席には30代の自営業の人と20代後半のちょっとお洒落な公務員の人。
時々、席を入れ替わっては気に入った人とアドレス交換。
それでもピンと来る人じゃなくて、なんとなくアドレス交換をした。
たまたま二組とも同じお店だったから、次からは杏莉と眞澄、珠洲と紫苑で廻ることにして最後のお店に合流するということにした。
「皆様、お手元にグラスとお皿はありますでしょうか。それでは〇〇婚スタートさせて頂きます。今日の出逢いが素敵なものになりますことをお祈り致します。では、スタートです!」
お店の店主であろう人がマイクを片手に挨拶を始めた。それと共に周りがそわそわし始める。
「俺、こういうモノです」
最初もらった自己紹介書。
名前と年齢、職業、趣味なんかが書いてある。
杏莉に話しかけてきたのは、20代半ばの会社員の男性。眞澄にも同じくらいの人が話しかけてきた。
隣にいる紫苑先輩と珠洲ちゃんの席には30代の自営業の人と20代後半のちょっとお洒落な公務員の人。
時々、席を入れ替わっては気に入った人とアドレス交換。
それでもピンと来る人じゃなくて、なんとなくアドレス交換をした。