あんたのどれいのままでいい。
次の日、学校。

久原が何もしてこないまま1日が終わって、

放課後。

あたしは恭ちゃんにお呼ばれして

生徒指導室に居た。

「はぁあああああー」

机に突っ伏して溜息を吐いていると、

恭ちゃんがカフェオレをいれて持って来てくれた。

「どした?でっかい溜息・・・

なんか今日ずっと元気ねーな」

元気ないって気付いてくれてたんだ・・・。

キュンとして思わず口を開く。

「恭ちゃんあのねー・・・」
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