あんたのどれいのままでいい。
内緒のウワサ話。
「北原っ」

学校の休み時間。

友達のチカと喋ってるといきなりデカイ声で呼ばれた。

「はいっっ!!」

思わず立ち上がる。

声のした廊下の方を見ると、

久原が立ってた。

とうとう教室にまで・・・。

げんなりする。

「辞書貸してー

コレ命令☆」

「はいはい」

相変わらずな久原に慣れつつある。

習慣って怖いな。
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