あんたのどれいのままでいい。
憂鬱な気持ちが怒りに変わる。

皆してあたしの事振り回してっっ!!!

けれど

溜息は出なくなった。




次の日。

キーンコーン・・・

終礼が終わって生徒達が下校を始める。

「おう」

廊下から久原が声をかけてきた。

「覚えてますよっ」

そんなすぐ来なくても逃げないっての!!

2人のやり取りを見て、

チカが駆け寄ってきた。
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