あんたのどれいのままでいい。
ほんの少しの期待がすべて崩れてく。

目の前が真っ暗になった。



「ごめんなー和葉」

さも自分は悪くないような語り口調。


恭ちゃん・・・


全部、嘘だったんだ・・・。


「・・・っ・・・」

涙が溢れた。


馬鹿みたい。

馬鹿みたい。
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