あんたのどれいのままでいい。
「嬉しいか?」

久原が聞く。


嬉しい?

そうだよね。

久原にいろいろ命令されるの

嫌だったんだもん。

解放されて嬉しいに決まってんじゃんね。



でも---




「あのね、久原・・・


ひとつだけ気になってた事があんの。



どーして・・・





あたしの名前知ってたの?」
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