初恋~君に恋した日~
■過去と君■
「紗和・・・」
「んっ?どーしたの、まー君?」
「・・・ううん。なんでもない、じゃぁまたね。紗和」
そう言って彼は手を振った。
「うん、またね。まー君。」
彼女も手を大きく振り返した。
歩き出した彼は夕闇のなかへ消えていった・・・
その後、彼女は笑顔で歩き出した。
知らずにいた。
あれが最後だったなんて・・・
彼女、幼いあたしは『またね』がどんな意味だったのかなんて分からなかった。
ただ単純なあたしはまた明日会おうって
そういう意味での『またね』だとしか思わなかったよ。
ねぇ、慎はあの日の約束ちゃんと覚えてる?
また、あの日みたいに会いたいよ。。。
「んっ?どーしたの、まー君?」
「・・・ううん。なんでもない、じゃぁまたね。紗和」
そう言って彼は手を振った。
「うん、またね。まー君。」
彼女も手を大きく振り返した。
歩き出した彼は夕闇のなかへ消えていった・・・
その後、彼女は笑顔で歩き出した。
知らずにいた。
あれが最後だったなんて・・・
彼女、幼いあたしは『またね』がどんな意味だったのかなんて分からなかった。
ただ単純なあたしはまた明日会おうって
そういう意味での『またね』だとしか思わなかったよ。
ねぇ、慎はあの日の約束ちゃんと覚えてる?
また、あの日みたいに会いたいよ。。。