いちごチョコ
『うん、わかった!
今日はご飯作らんとくわぁ』
「ごめんな、なるべく
早く帰るようにするわ」
あれから2週間がたって
まなえとの生活もなれてきて
いよいよ誕生日の3日前。
今俺はかずと2人で
まなえのプレゼント買うというか
下見に来てる。
さっき電話で
今日はかずと飲みに行くから
遅くなるって連絡しといた。
「なぁ、そうま。
こんなとこでまなえちゃんの
プレゼント何買うん?」
「えーとなぁ……あ、おった。」
「は?」
「いいのがおった!
よし、お前に決定。」
「ちょ、お前本気か!?」
迷いなくこれしかない。
誕生日プレゼントにしたら
高すぎるけど、実際みたら俺も
ほしなったしえーか。
「あの、すいません。
これ、明後日の朝とりにきていーですか?」
「まじかよ…」