いちごチョコ






『うん、わかった!
今日はご飯作らんとくわぁ』




「ごめんな、なるべく
早く帰るようにするわ」






あれから2週間がたって
まなえとの生活もなれてきて
いよいよ誕生日の3日前。




今俺はかずと2人で
まなえのプレゼント買うというか
下見に来てる。




さっき電話で
今日はかずと飲みに行くから
遅くなるって連絡しといた。






「なぁ、そうま。
こんなとこでまなえちゃんの
プレゼント何買うん?」





「えーとなぁ……あ、おった。」




「は?」




「いいのがおった!
よし、お前に決定。」




「ちょ、お前本気か!?」






迷いなくこれしかない。
誕生日プレゼントにしたら
高すぎるけど、実際みたら俺も
ほしなったしえーか。





「あの、すいません。
これ、明後日の朝とりにきていーですか?」





「まじかよ…」







< 191 / 277 >

この作品をシェア

pagetop