いちごチョコ
♪ピピピ、ピピピ
「ん…っ」
ぁ、起きな…
次の日の朝。
まだ隣でまなえが寝てるけど
俺はプレゼント取りにいくから
起こさんように用意した。
「いってきまーす…」
時間は9時。
昨日は寝るの遅かったから
何とか寝ててくれた。
車乗って、店に向かった。
「そうまくん、好き」
「ん、俺も」
俺は今まで
自由にやりたいことして
周りに迷惑もかけてきた。
自分で言うのもあれやけど
女には不自由せーへんかったし
しゅんみたいに体だけ。ってのは
さすがになかったけど
本気で好きになってなかった。
『そうま~、付き合って?』
『もういい!別れる!』
自分から告白することもなければ
自分からふることもなかった。