隣の彼女は・・・
「お前、まだまだだな。」


いきなり何だよ!


立花旭は、ちょっと味見した後

あれこれ入れだした。



「そう?けっこういい味だったよ?」


さくらが立花旭の手元を覗きながらそんなこと言って


「お皿出しとくね。」


そこは二人の世界―――


って・・・

違うだろっ!!



「何やってんですか!」


唖然と見てた俺も

正気?に戻って立花旭を押し退けお玉を取り上げた。



が・・・



「あ、ご飯も炊けてるね。

そうだ!ビール!


あ・・無いね。」



さくらが玄関を出て行った。



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