隣の彼女は・・・
「えっ・・うちで作るの?」


どうして困った顔するかな?

俺が部屋に行くのが嫌な訳?


「ダメですか?」

「うんん、そんなことないけど・・・

うちの冷蔵庫・・・

ビールしかないよ。」


ああ、そうか。

さくらは料理しないんだもんな。



「駿くんのとこは、ダメなの?」


いや・・・そんな顔して言われても・・・



「ちょっと今客が来てて・・・」


余計なこと言ってしまった。


「お客さん?

あ、もしかして、例の彼女?

だよね?え~、放って置いていいの?」



さくらってば

好奇心むき出し?



すでに俺の部屋の方に行こうとしてる。


「あの・・違いますから。

いや・・違わないってゆ~か・・・


えっと・・・・

ちょっと待って下さい!」




さくらが俺の部屋に行こうとするのを

なんとか阻止してたら・・・






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