隣の彼女は・・・
「さくら、もう昼終わるぞ。」
「え?もうそんな時間?」
「行くぞ。」
そう言われて慌ててさくらが立ち上がった。
「駿くんごめんね。もう行くね。」
え・・
あっという間だった。
「今度ゆっくり会いましょう。」
取り合えず爽やかに爽やかに・・・
「うん、じゃあまたね。」
さくらが行ってしまうと何だかちょっと・・・気が抜けた。
そんなに簡単なもんじゃない・・・な。
てきと~にやって来た俺だけど・・・
今日はまずかった・・・
おい・・
何で反省なんてしてるんだよ・・・俺は。
あ~もう、マジでどうかしてる。
それにしても・・・
あの男・・・立花 旭(たちばな あさひ)
気になる・・・
彼女がいるって言ったよな・・・
でも・・・さくらは?
そう
このときの俺の感は・・・
確かだった。