隣の彼女は・・・
そんな悩める俺に・・・

偶然・・・


エレベーターが1階について
扉が開くと



そこに


さくら


「あ、駿くん・・・。」

「さくらさん・・・。」


会うなんて思ってなかった。

だから、言葉が続かない。

いや・・・会うのを期待は・・してた。


あの日、さくらがお隣好きだって知って

しかも、隣じゃなくなると気持ちが冷めるって知って

複雑な心境になって


でも・・

だから・・・


予備校やめたら俺はさくらにとってお隣じゃなくなる・・・

それで、あれから毎日来てるんだ・・・

俺って健気?




「この間は・・・ごめんね。
なんか、とんでもないよね。
こんな女・・・。」


「いえ・・ちょっとびっくりしましたけど・・
気にしてないです。」


気にしてない?

超気にしてたくせに・・・俺




そして

会えたことが嬉しかったりするくせに



冷静ぶってる俺?

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