地味子の素顔
夢みたい・・・
力虎君も私の事・・・
きゃーーー
『うわっ』
私は急に力虎君に手を引っ張られ力虎君の胸に突っ込む。
「歌鈴、俺お前がすごい好きだ。一生離したくねえ。ずっと一緒にいてくれねえか?」
『う、うん。』
もう。力虎君をもっと好きになってしまうじゃん。
「歌鈴。」
力虎君を見ると華緒が近づいてきた。
私も目を閉じる。
「・・・好きだ」
その言葉と共に私の唇と力虎君の唇が重なる。