あたしのイジワル執事様!?【続編更新中】
そこじゃなくて……!


「なんで、今まで黙っていたんですか?そんな大事なこと」


相手の人は婚約のことを知っていて、さらにお父様はあたしに何の相談も無しに勝手に決めて。


あたしの事なのに。


「……本当はさやが中学を卒業してから言おうと思っていた。しかし、事情が変わったんだ。1ヶ月後、顔合わせをすることになっている」


「そんな勝手に……!」


「もう決まったんだ」


お父様は有無を言わせない表情をして、あたしを見た。


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