あたしのイジワル執事様!?【続編更新中】
「あ、そうだね」


あたしは送られて来たダンボール箱に手をかけた。


中身を箱から出してみると……


「え、これって……」


あたしは中身を見て言葉を失った。


「ドレスよね?」


「だな」


後ろにいた雪と悠がうなずきあっている。


箱の中に入っていたのは、シンプルなデザインの白とピンクのドレスだった。


「さや、よかったじゃない!婚約者からのプレゼント。パーティーに着ていきなさいよ」


「うん」


「どうしたの?あまり嬉しそうじゃないけど」


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