あたしのイジワル執事様!?【続編更新中】
雪が不思議そうにあたしの顔を覗き込む。
「え、そんなわけないじゃない。嬉しいよ、だって未来の旦那様からのプレゼントだよ!愛されてるってことだもん」
そうだよ……。
政略結婚のことなんて前から納得してたことじゃない。
好きな人が出来たとしても諦める覚悟は出来ていたし、家のためだって理解していたはずなのに……。
なんでだろう、素直に喜べないのは。
しかも、優也はあたしが結婚するのを嬉しそうに話してたし……。
「え、そんなわけないじゃない。嬉しいよ、だって未来の旦那様からのプレゼントだよ!愛されてるってことだもん」
そうだよ……。
政略結婚のことなんて前から納得してたことじゃない。
好きな人が出来たとしても諦める覚悟は出来ていたし、家のためだって理解していたはずなのに……。
なんでだろう、素直に喜べないのは。
しかも、優也はあたしが結婚するのを嬉しそうに話してたし……。