あたしのイジワル執事様!?【続編更新中】
みんなの待っているあたしの部屋に戻ると、みんながあたしのことを絶賛した。


「さや、似合ってるよ!これを選んだ婚約者はセンスいいわね」


「お嬢様、よくお似合いですよ。素敵です」


口々にそう言われるけど、あまり嬉しく感じなかった。


これが……このドレスが優也の選んでくれたものだったらよかったのに……。


あたしはそう思ってしまった。


「ありがとう」


あたしはそう言って笑顔をつくった。


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