あたしのイジワル執事様!?【続編更新中】
【優也Side】


しばらく話すと、さやは眠いと言って眠りについた。


「結局、何があったのか、聞けなかったなぁ」


さやを見るとスヤスヤと気持ちよさそうに眠っていた。


何があったのか言ってほしいとは言ったものの、自分もさやには言えないことがある。


言えないことがあるのはお互い様だ。


後少し、後少しで本当のことが言えるのに。


ため息をつくと、僕の携帯が突然鳴り響いた。


僕は、突然鳴った自分の携帯のディスプレイを見てそっと息をつき、携帯を開いた。


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