あたしのイジワル執事様!?【続編更新中】

その後の優也はなぜだか終始ご機嫌だった。


隼人先輩と夏目先輩 は何が何だか分からない様子で優也の事を見ていた。


「さや、お疲れさま」


後ろから声を掛けられる。


その声に振り返ると雪と悠が立っていた。


「二人ともお疲れ~。」


あたしがねぎらいの言葉を掛けると雪が手を動かして、おいでとやっている。


何かと思い、雪の方へと歩み寄る。


「口開けて。はい、あ~ん」


「あ~ん?」


雪があたしの口に何かを放り込む。


あたしはそれをパクリと食べた。


「なにこれ、美味しい~」


「でしょ~」


雪は得意げに言った。


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