あたしのイジワル執事様!?【続編更新中】
「お嬢様、今日はゆっくり休みましょうか」


優也はニヤリと笑う。


この笑い方は何かを企んでいるときの笑い方だ。


「……優也?」


「さぁ、ベッドに横になってください」


あたしは嫌な予感を覚えながらも言うとおりにベッドに横になる。


すると、優也があたしの足に触れてくる。


「ゆっ優也!?」


「何ですか?お嬢様」


「何って、なんで触ってんのよ!!」


あたしは顔を真っ赤にして叫んだ。


「なぜって、マッサージですよ?さて、お嬢様はどんなことを想像したのでしょね~」


そう言って、優也は不敵に笑った。


紛らわしいことするなっ!


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