あたしのイジワル執事様!?【続編更新中】
あたし達が会話をしていると、お父様達が席を立った。


「さや、優斗君。私達は今少し席を外すが大丈夫か?」


あたしはお父様の言葉にこくりとうなずいた。


「大丈夫ですよ、お父様」


優斗さんは、『お父様』のところを強調して言った。


それを聞いたあたしのお父様と優斗さんのお父様は、にっこり微笑む。


「この短い時間で打ち解けたのだから、大丈夫か」


そして、お父様達は仲良く談笑しながら、その場を離れた。


お父様達もずいぶんと仲がいいなぁ。


まるで、友達みたいに楽しそうなんだもん。


あたしはそんなことを考えながら、お父様達の背中を見送った。


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