あたしのイジワル執事様!?【続編更新中】
この場にはあたしと優斗さんの二人だけだ。


優斗さんはキョロキョロと周りを見た。


「どうしたんですか?」


あたしが訊くと、びっくりするような返答が返ってきた。


「や、何でもないよ。それより、さや暗い顔してるよ?」


え、……さや?


いきなり、呼び捨て?


しかも、さっきまで敬語じゃなかったけ?


あたしはそのことに疑問を持ちながらも気づかないふりをして会話を続けた。


「大丈夫です、元気ですよ。ただ悩み事があるだけで……」


「悩み?よかったら僕が聞くよ。話してごらん」


あたしは詳しい部分はごまかして優斗さんに話した。


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