あたしのイジワル執事様!?【続編更新中】
その紙には、同盟を組んでいるグループと組んでいないグループが分類され、書かれていた。


お義父様はその書類を僕に差し出しながら言った。


「さやに危害を加えて利益があるグループ、東条グループを敵視しているグループをそれぞれリストアップしてくれ。頼めるね?」


「はい、承知致しました」


僕は書類を受け取ると、一礼をして書斎から出た。




今日、僕は学校を休んだ。


理由は脅迫状を送ってきた人物を調べるためだ。


さやには本堂さんの捜索だと言ってある。


あながち嘘ではない。


今頃さやは、護衛もなしに学校で授業を受けているだろう。


前までは当たり前だったはずなのに、今は心配でならない。


さやに会いたい。


電話してみようかな。


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