あたしのイジワル執事様!?【続編更新中】
いきなり、手首を掴んで顔を近づけるのは、反則だ。


知らない人だったとしても、あんなにキレイな顔を近づけられると、あたしだってドキドキするわけで。


「……ちゃん、さやちゃん」


「はいっ!?」


「僕といるのに、上の空?」


青一さんはあたしの顔を覗き込む。


「すいません……」

「誰の事、考えてた?」


誰の……事……?


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