あたしのイジワル執事様!?【続編更新中】
「……うん」


「じゃあ、これからは僕の言う事をきちんと聞く事」


…………え?


「なんでそうなる……」


「『執事との約束』です」


有無を言わせない笑みで優也は言った。


普通、逆じゃない?


主人の言う事を聞くのが執事なんじゃないの……?


わけが分からない。


「そろそろ、チャイム鳴るから、戻ろっか」


優也はあたしを離して、しれっと言いのけた。


< 90 / 343 >

この作品をシェア

pagetop